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【外国学科】岡山中央病院副院長 金重 恵美子 先生「生き方」講義『輝く人生を歩んで欲しい』

New 2026年6月18日
  • 外国学科

外国語学部外国学科の授業科目「生き方」にて、岡山中央病院副院長・ウイメンズメディカルセンター長 金重恵美子先生による授業が、6月17日、岡山キャンパス(岡山市北区)にて行われました。本年度授業としては第9回目になります。

金重先生はまず、医師になって早50年が経過しました。両親が医師であったため、医師になるのは自然でした。母親が産科の医師であったため、自分も産科を目指して勉強しました。私がどのように生きてきたのか、お話をしますが、自分だったらどうするのか?考えて欲しい。端的に言えば、もっと素敵な自分になって欲しい。

金重先生の人生に影響を与えた人物と言葉を紹介していただきました。緒方洪庵「医は仁術である」であり、平塚雷鳥「原子女性は太陽であった」であり、与謝野晶子「山の動く日来る」である。時代は大きく変わりつつある。平均余命が男81歳、女87歳となり、閉経後の期間が極端に長くなった。老齢期は、元気で、自立した生活を送りたいものです。日本の出生数が減少し、合計特殊出生率も1.15人と低い。未婚率が30%となる。人口が維持できるわけがない。

産科医ではありましたが、長男の出産は思いの外難産で、生まれるのに4日間もかかってしまった。「安産をしてもらうにはどうすればよいのだろう?」と考え、勉強をした。そして、女性医療の道に進むことになる。不妊症の勉強もすることになる。忘れられない患者さんたちがいます。「先生、この子を立派に育てます」と言ってくれたお父さんを思い出すと涙が止まりません。患者さんとの対話を通じて多くを学びました。考えました。解決策を模索しました。多くの若い女性たちががんで亡くなられる。何とかしてあげたい。健康診断を受けるように勧奨しました。子どもができないから離婚?、、、1年待ってもらいなさいと、アドバイスした。心の不安が体の不調を起こすことも多くみてきた。心の問題は重要。ちょっとした事の繰り返しを励行するよう、助言した。医療が進歩してもどうしようもないこともある。出産適齢期というものがある。ライフプランに必ず入れておいて欲しい。1995年頃から更年期医療にも進んだ。日本は遅れているという事実。勉強をした。教科書や論文に書いていないことが多いことを認識。専門のNPOの知見を活用した。

Health Literacyを高めて、幸せになって欲しい。女性のQOLを高める必要性は20年前から言われているが、どれだけ改善しただろうか。生活習慣、食習慣、運動習慣、嗜好行動習慣というものがあり、すべて大事であるが、食事には十分な注意をおこなおう。きっちり栄養を摂ることは、女性の場合特に重要だ。子どもの健康に影響を与えかねない。

自分自身が病気になり気付いたことがある。先が見えると「生き方」が変わる。今行動変容させないと手遅れになると、走り始めた。吉備路そうじゃマラソンにも出場している。仕事だけの生き方からの脱却。走ることにより、家族との絆が強まったとも感じている。みなさんはまだ若い。幸せな人は長生きすると言います。「人生を楽しむ」「活動の20%は他の人のために」をモットーにしてほしい。目標が明確な人は少ない、けれど、目標を見つけながら生きるという道もあるはず。楽しく、輝く人生を歩んで欲しい、と学生たちにエールをいただきました。

外国語学部外国学科では、「先達に学ぶ、人生のより良い『生き方』」をテーマとし、これまで日本を創ってきた人々、豊かで平和な社会を築いてきた人々の<生>の声を聞き、学生一人ひとりが、この国や社会のためにできることは何か、また自らが幸福な人生を送るために何をすればよいのか…等、それぞれが自分のあるべき将来について考える。そうすることで、今の自分を見つめ直すことができるようになる。また、自分の<志>を確認できるようになることを目標に、外国学科学生の必修科目として「生き方」を開設しております。