吉備国際大学
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卒業生の活躍

1990年に開学し、1994年3月に初めての卒業生を輩出してから、約30年。これまで大勢の学生が本学を巣立っていきました。その中の一部ですが、社会で多様に活躍している卒業生からのメッセージをご紹介いたします。
登場卒業生一覧

【プロサッカー選手の夢を叶えた大学での取り組み】
杉田 亜未さん

高校の時の先輩がいた「日本一を実現できる大学」である吉備国際大学を選びました。大学ではスポーツの専門的な勉強をしながら、大学初のなでしこリーグ1部に昇格し残留、高校の時に思い描いていたインカレで大学日本一になったことが良い思い出です。自分の夢が実現できたのも、大学関係者、シャルム(女子サッカーチーム)の仲間やスタッフ、更にはスポンサー様、地域の方々のおかげでした。長い人生において大切な事が学べる大学です。将来への幅が広がるので是非来てください!

杉田 亜未さん 
日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)所属  アルビレックス新潟レディース  サッカー選手(プロ契約)

社会学部(現・社会科学部)
スポーツ社会学科 2013年 卒業

【スポーツ競技を全力で楽しめるようにサポートする理学療法士に】
沼澤 俊さん

私の地元は千葉県と遠方ではありましたが、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を持つ先生からスポーツ理学療法の授業が受けられる数少ない大学であったというところに魅力を感じ入学しました。大学では車いすバスケットボールサークルに入り、私自身もスポーツをしながら理学療法を学んで行きました。現在はスポーツ選手を中心に、整形外科の患者さんのリハビリテーションに関わらせていただいています。また、プロバスケットボールチーム「大阪エヴェッサ」や卓球「日本生命レッドエルフ」に帯同し、選手たちをサポートしています。また(一財)大阪府バスケットボール協会医科学委員としてジュニアのバスケットボール選手たちの傷害予防にも力を入れて取り組んでいます。

沼澤 俊さん 
医療法人Nクリニック(リハビリテーション科チーフ)勤務

保健科学部(現・保健医療福祉学部) 
理学療法学科 2009年 卒業

【自然の中で学んだ子どもの将来を育てる仕事】
前山 稚菜さん

私は小学校で学級担任として学級経営と授業づくりをしています。その原点には吉備国際大学での学びが大きくあります。大学では豊かな自然の中で、自然を活かした授業がたくさんありました。また、研究授業を見に行ったり、幼稚園に音楽劇を披露しに行ったりと様々な課外活動があり、それも私の将来を形作る上で大きな経験でした。今は教師として授業中の子ども達の様子を見ているのが楽しみのひとつです。高校生の皆さんもコロナ禍の中ではありますが、自然の中での学習など、できることにたくさん挑戦してみてください!

前山 稚菜さん 
新見市立思誠小学校(教諭)勤務

心理学部
子ども発達教育学科 2017年 卒業

【先手を打つ行動で私らしく輝く将来を形作る】
加地 和さん

 最初は教員になりたいと思っていたのですが、教員免許だけではなく色々な資格を取得できる吉備国際大学社会科学部スポーツ社会学科を選びました。大学では女子サッカー部でマネージャー業務をしていました。マネージャーは正解がひとつではない役割なので、太田監督の「先手をうつ」という言葉を自分なりに考え、クラブにとって何が一番いい選択なのかを試行錯誤しながら、4年間業務を行っていきました。そうすると、マネージャー業務の中で数多くの方々との出会いがあり、幅広い人脈を作ることができたことが、現在の仕事につながっていて、今でも太田監督の言葉は教訓として心に残っています。大学の4年間は社会人になるための準備期間だと思います。これまでに経験できないことに積極的に挑戦し、自分と向き合い、挑戦するからには何事にも全力で取り組むことが大切です。皆さんが実りある学生生活を過ごせることを願っています。

加地 和さん 
アイナックフットボールクラブ株式会社(INAC神戸レオネッサ・専任スタッフ)勤務

社会科学部
スポーツ社会学科 2019年 卒業

【想像とは違う面白い人生になった男性保健師の道】
實光 健吾さん

 男性である僕自身、看護職の道に進むと思っていませんでしたが、高校の時、看護職に興味を持ち、先生に勧められてこの大学に入りました。吉備国際大学では医療専門職として学びを深め、実習では様々な病院・地域で経験を積ませてもらいました。大学生活で思い出に残っているのは実習で、様々な問題にぶつかりながらもクラスメイトや先生、指導者さんと協力しながら乗り越えられたことは貴重な経験です。今は保健師として保健所で働いています。相談を受けた際に「ありがとう」と最後に言ってもらえることにやりがいを感じます。僕のようにどのようなきっかけで進路が固まるか分からないので、高校生の皆さんは様々な職種に興味を持って挑戦してみて下さい!

實光 健吾さん
真庭保健所(保健師) 勤務

保健医療福祉学部
看護学科 2020年 卒業

【世界で活躍できる作業療法士になれる大学で学び青年海外協力隊に】
濱田 瑞葵さん

 私が吉備国際大学を選んだ理由は、オープンキャンパスがきっかけでした。実際に、吉備国際大学でしか学べない講義があり、その講義を受けて日本と海外の作業療法の違いに興味を持ち始めました。卒業後は、病院経験を経て、青年海外協力隊に応募することを決意しました。合格後、ベトナム国への派遣が決まり、現地のスタッフと一緒に医療の発展を目指していました。特に日本の作業療法の知識・技術をスタッフに伝える難しさや異文化の違い、生活習慣の違い等の様々な経験をさせて頂きました。自分の夢が実現できたのも、家族や友人、仲間、卒業後でも相談を親身に受けて下さった先生がいたおかげだと思います。吉備国際大学は、皆さんの大学生活が充実する環境が沢山あるので、まずはオープンキャンパスに参加してみて下さい!

濱田 瑞葵さん 
いきいきSUN訪問看護リハビリステーション勤務(作業療法士)

保健科学部(現・保健医療福祉学部)
作業療法学科 2013年 卒業

【野球とゼミに打ち込んだ学生生活で今も野球に携われる幸せ】
萩原 僚麻さん

 自分は高校まで無名の選手でしたが、吉備国際大学の羽野監督に声をかけていただき、高校の先生からの勧めもあり吉備国際大学に入りました。大学生活で思い出されるのは、なんといっても野球です。仲間と本気で野球に打ち込むことができました。野球を通して挨拶や礼儀を学び、高校までと違い、大学の野球では大人の方と直接コミュニケーションを取ることが多く、社会人としての振る舞いを学びました。この経験は、今の仕事にも繋がっています。今は会社のシンボルチームとして野球部に所属しており、チームの勝利が会社の宣伝にもなり、社員の皆様に元気を届けられることができています。吉備国際大学は自分の可能性を信じて、何事にも本気で打ち込める大学です。

萩原 僚麻さん 
NTT西日本 勤務

社会科学部
スポーツ社会学科 2017年 卒業

【様々な資格取得と幅広い知識を学び将来の選択肢の広がりへ】
小方 愛由美さん

 吉備国際大学を選んだ理由は、保健体育の教員免許が取得できるだけでなく、健康運動指導士や運動実践指導者など様々な資格が取得できるからです。実際に大学では、教員採用試験合格や資格取得に向けた勉強に力を入れて取り組みました。その中で先生方は、学生一人一人に寄り添い細やかな対応をして下さいました。また、ゼミ活動や授業では先輩後輩や地域の人とのつながりも得ることができ、人脈が広がることで様々な経験ができました。大学で過ごした4年間は、自分自身の主体性や実行力、コミュニケーション能力を高める事ができ、自身の成長に大きく関わっています。

小方 愛由美さん 
広島県立御調高等学校(保健体育科 教諭)勤務

社会科学部
スポーツ社会学科 2016年 卒業

【全国的にも珍しいアニメを学べる大学で過ごす】
福田 大二さん

 僕は今、アニメーターとしてアニメーション製作をしています。高校の時にアニメーションに関わる学科があることを知り、吉備国際大学に進みました。学校生活ではなんといっても卒業制作に苦労しました。課題製作には力を入れて取り組み、今自分が机に向かって絵を描き続ける精神力があるのはそのおかげだと思っています。慣れない学校生活のなか、学食では温かいご飯を食べてほっとすることがありました。特に学生向けの100円定食には助けられました。今、アニメーターとして活躍できるのも大学でアニメーションを学べたからです。ぜひ選択肢のひとつとして考えてみてください。

福田 大二さん 
アニメスタジオえかきや 勤務

アニメーション文化学部
アニメーション文化学科 2016年 卒業

【最新機材と本格的なアニメ製作、多国籍交流で楽しさ倍増の4年間】
田中 尚幸さん

 僕は絵の勉強がしたかったことと、将来はイラスト関係の仕事に就きたくてアニメーション文化学科を選びました。大学では最新鋭の機材やアプリケーションが揃っていて、本格的な勉強ができます、また、機材だけでなく先生方も親身になって教えてくれました。卒業制作ではアニメの短編作品を作るために鹿児島県へ取材旅行を含めて1年以上の時間をかけて作りました。他にも警察からの依頼で特殊詐欺防止のためのCM制作を行い、感謝状をいただいたこともあります。学科にはたくさんの留学生がいて、交流した思い出も心に残っています。今はアニメやゲームの作画を行ったり、イベントの受付を行ったりと、大学時代での作画技術の習得が今の僕を支えています。高校生から見ると、大学4年間は長い遊びの期間かもしれません。しかし、遊んで過ごす4年間か、目標に向かって毎日頑張る4年間にするかによって充実度が全然違います。皆さんが充実した学校生活を送れることを願っています。

田中 尚幸さん 
米子ガイナックス株式会社 勤務

アニメーション文化学部
アニメーション文化学科 2020年 卒業

【心理の道を極めるために大学生から大学院生に】
寺田 和永さん

 私は現在、広島文教大学心理学科の准教授で、公認心理師養成科目の授業、卒論指導、院生指導をおこなっています。その大学教員になりたいというきっかけを作ってくれたのも吉備国際大学です。大学時代、お世話になった恩師の専門分野と実力に惹かれ、そのまま大学院に進学しました。大学院では2年間で様々な研究テーマに携わり、本当に研究漬けの2年間でした。嬉しかったのは、大学院1年で初めて学会発表をしたときに,同じ研究領域の著名な先生が,私の発表を聞きに来てくれたことに驚き,感動しました。大学教員を目指すきっかけにもなりました。吉備国際大学では大学からそのまま大学院に進学したいと思った時に道が開けています。公認心理師を目指すためには、大学院進学はおよそ避けては通れない道です。がんばってください。

寺田 和永さん 
広島文教大学(人間科学部心理学科 准教授)勤務

社会福祉学部
臨床心理学科(現・心理学部 心理学科)2005年 卒業

臨床心理学研究科
臨床心理学専攻(現・心理学研究科)2007年 修了

【将来的に発展する分野を先取りして学べる田舎での最先端学習】
小野 真嗣さん

 私が吉備国際大学に進学したのは、学齢期の支援が得意な心理専門職になりたいと思い、臨床心理学が学べると思ったからです。結果的に、そのまま大学院に進学し、今は開業カウンセリングルームにおける心理支援業務と経営を行っています。当時大学では、まだあまりメディアに出ていなかった発達障害や認知行動療法を本格的に学ぶことができ、スクールカウンセラーになった時に必要な心理支援やアセスメント方法を学びました。ソーシャルスキルトレーニングの研修を受けるために全国各地にも行きました。大学院時代では、同級生の研究に付き合い、様々な視点を得ることができました。卒業論文や修士論文の執筆では先生にたくさんご指導頂き、学会発表の際は先生がこっそり見に来て下さったのが懐かしく思い出されます。高校生の時にはワクワクすることや興味のあることを探してみて下さい。その道を進んでいくと、思い描いていた夢や未来が見えてくると思います。

小野 真嗣さん 
カウンセリングルームμ(ミュウ)倉敷・神戸 代表

社会福祉学部 
臨床心理学科(現・心理学部 心理学科)2005年 卒業

臨床心理学研究科
臨床心理学専攻(現・心理学研究科)2007年 修了

【作業療法を学び”町をリハビリする”仕事へ】
河合 英紀さん

 作業療法学科に進んだきっかけは、高校生の時に怪我をしたことでリハビリを受け、自分もこんな仕事に就きたいなと思ったことからです。当時は作業療法士を養成する大学は全国的にも希少で、当時から自然豊かな環境のなかで友人、先輩、後輩と遊びを通じて友情を深めながら勉強していったのを覚えています。大学では恩師から精神科リハビリテーションにおいて「希望」は必要不可欠な要素であると教えられ、衝撃を受けました。それから町議会議員になった今でも、希望の火を絶やさずに町をリハビリできるよう突っ走っています。自分の働きかけで町という大きな集団を変化させるのはたやすいことではないですが、町が元気になる、住民の皆様に喜んでもらえると仕事のやりがいがあります。

河合 英紀さん 
河南町議会議員

保健科学部(現・保健医療福祉学部)
作業療法学科 2002年 卒業

【仲間と協力して強くなるチーム作りの道】
原田 英則さん

 私が吉備国際大学に入ろうと思った理由が、強豪校よりも弱くてもいいので仲間と協力して強いチームに勝ちたいと思っていたからです。大学へ入学したときには指導者は不在で、全て選手が練習メニューを考えて実践していました。私が4年生になった春と秋の2大会とも、あと1勝すれば全国大会出場できるまでの成績を得ることができたことは忘れることができません。大学時代の経験が、今の指導者としての立場になったときに生きています。また、吉備国際大学で保健体育の免許取得ができたため、大学では勉強も頑張りました。今は高校で保健体育の授業を行いながら、硬式野球部の部活動を行っています。生徒の成長を見ることができ、私が指導したことを素直に聞き、一生懸命練習してくれることが嬉しいです。

原田 英則さん 
広島県立広島工業高等学校(教諭)勤務

社会学部(現・社会科学部)
スポーツ社会学科 2009年 卒業

【なんでも真剣にやれば達成できる!で道を切りひらく】
岸本 直子さん

 たのしかった高校生活を経て、大学は作業療法士になることができ、実家から近隣県の吉備国際大学にしました。大学では、勉強とバイト、吹奏楽部の3本立てを頑張っていました。吹奏楽部では同級生メンバーでセッションをして、学園祭でステージに立てたことが思い出です。今は地域包括支援センターで、保健師、社会福祉士、介護支援専門員など多職種と一緒に、地域の高齢者の健康増進・介護予防を目的に、地域住民と関わりながら地域づくりを行っています。地域住民の生活に一番身近に関わることができ、作業療法士としての働き方のひとつです。私のモットーは、何でも死ぬ気で真剣にやれば達成出来る!です。そのモットーで道を切りひらいています。

岸本 直子さん 
備前市役所(保健福祉部介護福祉課 地域包括支援センター)勤務

保健科学部(現・保健医療福祉学部)
作業療法学科 2005年 卒業

【健康や運動に関して興味があるなら正しい知識を身につけるため大学進学を】
宗和 憂弥さん

 私は今、パーソナルトレーナーとしてお客様の健康的な人生に携わりながら働いています。元々、将来的に運動やスポーツに携わる仕事に就きたかったのと、専門的なことを学ぶために大学へ入学しました。大学では部活動と高梁健康教室に関わることができ、実践の経験を大学生の頃からさせてもらいました。そのなかでは身体の知識もそうですが、部活動やゼミ活動、地域活動で学生以外の人と接する機会もあり、コミュニケーションも高まりました。健康や運動の情報は、ネットやメディアに溢れており、中には間違った情報もあります。将来的に健康や運動に携わる仕事をしたいと考えている高校生は、ぜひ専門的に学び知識を付けて欲しいと思います。

宗和 憂弥さん 
トモ・プロジェクト株式会社BODY BALANCE 辰巳店(パーソナルトレーナー)勤務

社会科学部
スポーツ社会学科 2016年 卒業

【ゼミ活動で視野を広げ、国際大学で海外を視野に入れた働き方を】
秀川 友美さん

 将来、ヨガの講師になりたいと考えていて、現在は1年後オーストラリアでヨガの専門学校入学を目指し、語学学校に通いながらアルバイトをしています。大学では、運動時の生体応答について科学的根拠に基づいた実践的な実験実習講義等を通じて学ぶことができました。他にも、大学から出て地域の方を対象とした健康教室にも関わらせてもらい、高梁地域の人の健康づくりのために体力測定や運動指導を行わせてもらいました。地元ならではの家族の話や人生観など様々な話を聞く機会を頂けたことはとても良い思い出です。今は、ヨガの講師になるためにオーストラリアで頑張っていますが、高梁という場所は、自分の将来についてしっかりと考える時間と新しい夢をくれた第二の故郷でした。高校生のみなさんも、ぜひ自然豊かな高梁市で健康について考えてみませんか?

秀川 友美さん 
オーストラリア在住

社会科学部
スポーツ社会学科 2018年 卒業

【看護師になり、看護師を育てる仕事へ】
橋本 結花さん

 私は看護学科の2期生です。大学を選んだ理由は、複数の資格が取得でき将来の選択肢が増えること、国際大学なので外国の先生に教えてもらえることや、総合大学なので他学科との交流があるためです。学校生活は、みんなで泊まり込んで実習に行ったり、住民と秋祭りでふれあいがあったりしました。学生同士でグループワークをしたりディスカッションをしたり、人の意見を聞き自分の意見を言う力は、学校生活で育まれました。高校生のみなさんも、やりたいことを見つけて本気で取り組んでみて下さい。きっと楽しいですよ。

橋本 結花さん 
武蔵野大学(看護学部 教員)勤務

保健科学部(保健医療福祉学部)
看護学科 1999年 卒業

【大学で学んだ寄り添う看護を高度救命救急の場で】
三橋 乙矢さん

 僕は今、岡山大学病院の高度救命救急センター(EICU)で重症患者さんの集中治療を行い、救急外来(ER)では心肺蘇生や外傷診療などの救急医療を行っています。また、熊本地震・西日本豪雨災害の際には、日本DMAT(災害医療派遣チーム)隊員として、現地に派遣され、被災者への医療提供や、医療機関の支援を行いました。そして、臨床だけではなく医療従事者に対し、救急医療や災害医療の研修や講義を行っています。こうした取り組みができるのは、吉備国際大学で学び、看護師になれたからです。当時大学では、患者さんに寄り添う看護、患者さんの立場に立った看護を教えて頂きました。救急外来やEICUなどの超急性期の現場では、検査や治療を優先せざるを得ない場合もありますが、そのような中でも患者さんの訴えや思いを大切にし、患者さんと共にある医療を心がけています。これを読んだ高校生が、将来、看護師になって一緒に働ける日を楽しみにしています。ぜひ、看護師になるプロセスに“吉備国”を選んでみて下さい。

三橋 乙矢さん 
岡山大学病院(高度救命救急センター看護師)勤務

保健科学部(現・保健医療福祉学部)
看護学科 2009年 卒業

【海外留学で国際的な視野をもった看護師に】
寺尾 奈歩子さん

 私は現在、教員として実習指導や授業を行ったり、糖尿病患者への支援に関する研究を行っています。他にも愛媛県糖尿病協会や愛媛地域糖尿病療養指導士認定制度委員会の事務局として、糖尿病に携わる愛媛県下の医療者と共に糖尿病予防の啓発活動や糖尿病医療の質向上に向けた活動も行っています。吉備国際大学看護学科を選んだのは、総合大学なので看護学科以外の学生と交流があると感じたことと、看護師以外にも保健師、養護教諭1種免許の取得が可能だったからです。大学2年生の夏休みにカナダのモホークカレッジに約1か月間、卒業後に奨学留学プログラムを利用してアメリカのフィンドリー大学に約1年間留学をしました。看護系の大学で海外研修のプログラムが充実している吉備国際大学ならではの強みだと思います。大学3年生から4年生にかけて取り組んだ看護研究は大学時代の一番の思い出です。学生の時に実感した「看護研究って面白い」という気持ちが、大学院進学や海外留学、現在の研究活動につながっています。

寺尾 奈歩子さん 
元愛媛大学大学院医学系研究科看護学専攻特任講師

保健科学部(現・保健医療福祉学部)
看護学科 2004年 卒業

【社会福祉士になる夢を支えてくれた大学生活】
山下 暢さん

 私は社会福祉士、精神保健福祉士の資格を取得し、福祉関係の仕事に就きたいと考えていました。吉備国際大学社会福祉学科の国家試験合格率は高く、在籍中の先輩方からも「国家試験に向けた先生方からのサポートは手厚く、勉強しやすい環境が整っている」と聞いていたため、入学しようと決めました。在学中は、多学科との合同演習、事例検討会等があり、多職種連携についてより実践的に学べました。また、国家試験対策の授業が充実しており、先生にも質問しやすい環境が整っていて、友人とも互いに問題を出し合ったり、勉強に励みました。結果として、卒業時には私を含め約9割の生徒が社会福祉士や精神保健福祉士の資格を取得できました。今は、就労移行支援事業所で働いており、就労を希望する利用者の方の状況や能力、適性などを見極め、仕事に就くための指導や就職活動の支援を行っています。

山下 暢さん 
社会福祉法人吉備の里 吉備の里なでしこ 就労移行支援事業所 就労支援員・就労定着支援員

保健医療福祉学部
社会福祉学科 2018年 卒業

【将来の農業を豊かにする学び】
金田 凌さん

 私は高校生当時、変わった特色がある農学部の進学を考えており、吉備国際大学は農業に適した環境に囲まれた場所にある大学だったので選びました。大学の講義は植物病理学、農薬学、土壌肥料学、農業気象学、統計学などがありました。現在、農薬販売に関連する技術サポートを行っており、農業現場での問題(病害虫防除・土壌環境等)を、農家と共に解決しています。解決に導く中で当社薬剤や資材を使用して頂き、高評価を頂いた際にはやりがいを感じます。世界的にはSDGs(持続可能でより良い社会の実現を目指す世界共通の目標)が国連サミットで採択され、環境と社会活動を両立していかなければなりません。吉備国際大学で多くの機会に触れ、農学を学び、大きな世界へ飛び立つ準備をしていただければと思います。

金田 凌さん
アグロカネショウ株式会社(営業技術普及)勤務

地域創成農学部(現・農学部)
地域創成農学科 2017年 卒業

【仕事に直結する重要な学びのある大学】
山﨑 好美さん

 私は現在、岡山県教育委員特別支援学校で教諭をしています。福祉と教育を同時に学び、資格を取ることができる吉備国際大学を選びました。学校での学びはほぼ全て今の仕事に繋がっています。色々な保護者、子ども達、支援者がいる中で、人とのやりとりが欠かせない教育現場では必須の知識を学びました。他にも、実習や実践の時間、ゼミの時間で今の仕事につながる障害児教育の知識を深く学ぶことができました。自然豊かで穏やかな場所にあるので、学ぶのには最適な空間です。専門性の高い先生が非常に多く、なおかつ学生にとってきめ細やかな配慮があります。迷ったら吉備国!!幅広い分野を学びながら、自分のやりたいことに絞って学んでいくことができる場所だと思います。

山﨑 好美さん 
岡山県教育委員特別支援学校(教諭 進路指導主事)勤務

社会福祉学部
臨床心理学科(現・心理学部 心理学科) 2004年 卒業

【課外活動やボランティア参加で社会性を高めた4年間】
山本 茉里奈さん

 私は、社会科の教員免許が取れ、興味のある分野が学べる吉備国際大学へ進学しました。大学で特に力を入れて取り組んだのは、適応指導教室(不登校の子どもの支援)でのボランティアです。ボランティアでは多くの人と接する機会があり、社会に出てからも常に相手に合わせた話し方を意識出来るようになりました。他にも、勉強はもちろん、それだけでなく色々な活動やキャンプなどをする機会もあり、楽しかったのを覚えています。大学での4年間、いろんなことに興味を持って積極的に挑戦してみてください。どんな経験も自分の宝物になると思います。

山本 茉里奈さん
(株)日本海ケーブルネットワーク(技術部技術課)勤務

心理学部
心理学科 2015年 卒業

【臨床心理士になる夢を叶えた大学院生活】
深田 千陽美さん

 私の高校生の頃の夢は「臨床心理士になり困ってる人の助けになりたい」でした。吉備国際大学に大学院臨床心理研究科が新たに創設されると聞き、迷うことなく受験いたしました。1期生だったので先輩もおらず、伝統や文化がこれから作られる純白の状態でした。だからこそ自分の学びたいことを自由にそして積極的に学ばせてもらえる恵まれた環境にあったと感じています。大学院生時代は、同期とファミリーレストランで朝まで熱く議論をしたり、修士論文提出間際には、大学院の院生控室に泊まり込んで論文執筆などの思い出があります。自分にとって興味があるものにしか積極的になれない性格なので、好きなことはとことん取り組むのですが,そんな私を、吉備国際大学の先生方、事務の方々などいつもサポートしてくださいました。大学で人生は終わりません。大学卒業後、多くの人は社会人になるでしょう。それが人生のスタート言っても過言ではありません。あなたの輝ける将来を吉備国際大学でつかんで下さい!

深田 千陽美さん 
母子生活支援施設ベル青谷 施設長

臨床心理学研究科
臨床心理学修士課程(現・心理学研究科) 2005年 修了

【心理学とマーケティングで起業の道を】
脇山 賢一さん

 私は現在、暮らしと珈琲という会社を立ち上げています。コーヒーの製造・販売が主ですが、カフェやYouTubeチャンネルの運営も行っています。大学では心理学、特に消費の心理を分析して解釈したいと思い入学し学びました。特にマーケティングに消費心理をかけ合わせた学びを深めました。そのおかげで、会社の起業とコロナ禍でも柔軟に販売チャネルを構築し拡散できています。高校生の皆様、あなたたちのこれからの4年間の学びは何かを成すには短く、何もしないには長い時間です。とにかく考える前にやってみたいことはやってみてください、それをサポートしてくれる教授、先輩、仲間はたくさんいます。1人では出来なくても人の力を借りれば成せることはこれからの4年間でたくさんあります。多くの人を巻き込んで実りの多い4年間を楽しく過ごしてください。

脇山 賢一さん
(株)暮らしと珈琲 代表取締役

社会福祉学部
臨床心理学科(現・心理学部 心理学科) 2006年 卒業

【理学療法士+ピラティスで悩みを抱えた人のサポートを】
佐藤 嘉展さん

 私は、広島県福山市の(有)TAIKAにて健康経営の側面から産業理学療法士として職員の健康管理や作業管理を行なっております。また、ピラティスインストラクターとしてStudio TAIKAでトップアスリートや産前産後女性へのトレーニングを担当しています。吉備国際大学に入学した理由は、アットホームな環境で勉学に集中できるからです。実際に大学時代は友達とたびたび集まって遊びや食事、試験が近づくと問題を出し合って勉強をしていました。他にも大学時代は部活動、ゼミで運動に関する研究活動や独学でピラティスの資格取得をしました。その経験や資格を生かしスポーツ整形外科に就職しました。高梁市は先生や学校の職員の方だけでなく、街全体で大学生をサポートしてくれます。多くの学生が高梁市内で生活するため、学生同士の距離感も近く、卒業後も困った時は連絡を取り合って助け合う良い仲間に出会えると思います。時々、恋しくなって訪れたくなるようなとても愛着のある学校です。

佐藤 嘉展さん
(有)TAIKA(Studio TAIKA Director)勤務

保健科学部(現・保健医療福祉学部)
理学療法学科 2013年 卒業

【学部大学院一貫教育制度で切れ目ない学習、活躍できる理学療法士に】
村尾 昌信さん

 吉備国際大学に入学したきっかけは、正直他大学の入試に失敗したためです。そんな私でも、吉備の先生は褒めて育ててくれました。理学療法士の養成校はたくさんありますが、吉備国際大学は学部・院一貫教育制度があり、これは卒業後一年で修士号を取得することができる全国的にも稀有な制度です。私はこの制度を利用して大学在学中に大学院の科目履修をし、修士号取得、その後博士号も取得しました。この制度は私自身のキャリア形成の上で大きな武器となりました。現在は大学病院の一員として、先端医療の一端を担っていることを実感しています。自分の提供した理学療法によって患者さんの状態が好転して無事に退院された時には大きな貢献を感じます。理学療法士の養成校はたくさんありますが「どこでも同じ」では決してありません。吉備国で臨床的貢献度の高い研究をして世界に研究成果を発表しましょう。

村尾 昌信さん 
京都大学医学部付属病院(リハビリテーション部 理学療法士)勤務

保健科学部(現・保健医療福祉学部)
理学療法学科 2013年 卒業

【国際大学ならではの経験で得た将来の夢】
安田 咲こ さん

 吉備国際大学在学中は、アルバイトで貯めたお金で長期休暇の度にバックパッカーとして、一人で世界中を旅行していました。また、学生70人ぐらいを集めてユニセフへの募金を集めるボランティア団体を設立し、学園祭などで資金集めをしたりもしていました。そして、実際に途上国でボランティア活動に参加し、将来は世界の子どもたちのために働きたいと思いました。当時たまたま訪れたバンコクの安宿の近くにあったユニセフ事務所の前に立ち、将来はこういうところで働きたいなぁと思ったまさにその場所でいま働いています。
 吉備国際大学での4年間、また大学の姉妹校提携で語学留学した経験が今の仕事につながっていると思います。皆さんも大学時代にぜひ貴重な経験を積んで、自分らしい素敵なキャリアを築いて下さい。

安田 咲こ さん 
ユニセフ(東アジア太平洋地域事務所)勤務

保健科学部(現・保健医療福祉学部)
看護学科 2004年 卒業