吉備国際大学

外国語学部 外国学科

卒業生インタビューvol.04新居 優志さん(2020年度卒)

 外国学科の卒業生は多くの業界で活躍しています。中学校の英語教員、ホテルスタッフ、商社員、メーカーの海外事業部員、流通系の会社員、銀行員など、さまざまです。2月末、その中でも異色の卒業生、新居優志(にい ゆうじ)さんにお話を聞きました。新居さんは、スポーツジムの経営者として活躍中で、社会貢献活動のリーダー的存在でもあります。

卒業後すぐに起業し、現在は岡山でフィットネスジムを経営されていますが、起業のきっかけはなんですか?また、起業に向けてどのような準備をされたのか教えてください。

最初のキッカケは『社長ってかっこいい!お金持ちになりたい。』と言うのが正直なところです。準備も何も考えず起業したので、うまくいくはずもなく、資金も人脈も経験もない状態でのスタートで、とても苦労しました。実際にお金が底をつき、住む場所を失ったこともありました。「社長になりたい」と始めた挑戦が、まさか家を失うとは思っていませんでした。それでも、「自分にしかできないことは何か」を考え続けました。恩返しに生きること、感謝とキッカケを与える会社で行こうという信念を持ち始めてから、売上と出逢う人は大きく変わっていきましたね。

会社経営をする上での、苦労ややりがいについて教えてください。

毎日がしんどいことで一杯ですよ。誰にも弱音吐けないし、常に会社のことを考えていますね。ただ、人や会社からいただける『ありがとう』は直接届くので、経営してよかったなと思える本当に嬉しい瞬間です。今でも覚えています。初めて会員様に「あなたにお願いしたい」と言っていただけた時、自分の存在価値を強く実感しました。毎日刺激があり、成長できるのも会社経営の醍醐味です。

外国学科で学ばれていた時の印象的な思い出、出来事はなんでしょうか。

外国学科には留学が必修になっているのはご存知だと思います。僕はリトアニアに留学しました。そこで確実に変わったのは、視野の広さです。「日本が当たり前ではない」という感覚。英語を話せること自体も武器になりますが、それ以上に世界基準で物事を見る力が身についたことは、今の経営にも活きています。

また、留学以外にも外国学科では、たくさんの交換留学生がいるので、日本にいる時間も本当に楽しいです。All Englishの授業のみならず、キャンパス内でのイベントもあり、交流はもちろん、留学生とご飯を作ったり、遊びに行ったり、文化交流したりと、本当に楽しい時間を過ごしました。

外国学科で学ばれたわけですが、社会人になって活かされている学びは何だったのでしょうか。

やはり、使う、使わないは置いておいて、人材としても、人生としても『英語を話せる』は重宝されますし、価値があります。実際に英語が話せるという理由で仲良くなった人もいますし、仕事につながったこともあります。

2025年に海外でポリオ根絶活動に関わったとき、世界にはまだ多くの問題があると知りました。目の前でワクチンを待つ子どもたちを見たとき、「自分は日本で何を悩んでいたのか」と思いました。やはり社会人になっても、どんな職種であろうと、世界を知るという事は僕の考え方や価値観を大きく変えてくれます。

これからの夢や抱負を教えてください。

1人でも多くの人に感謝とキッカケを与える会社に成長していきます。この大学で学び、過ごした経験が、僕の人生に大きなキッカケを与えてくれました。今度は僕自身が誰かのキッカケになれるように、抱負としては大学の講義に呼ばれるように結果を作って行きます。

後輩たちやこれからの若者へのメッセージをお願いします。

人生は選択の連続で、皆それぞれ時間は平等だからこそ、『自分が本当にどうなりたいのか』をしっかり考えること。どうなりたいかが分からない時は、何かしてみたいこと、出来るようになりたいこと、をまずは自分自身が知ること。

意外と自分は自分を分かっていません。大学4年間で大きく人生が変わります。何をしてもいい。自分の人生だからこそ、自分の選択に自信もって突き進んでください。挑戦は怖いです。当時は仲間もいませんでした。周りからは批判もされました。でも、やらなかった後悔の方がずっと怖いです。