キビコクNEWS

作業療法学科と理学療法学科では、「中山間地域健康増進演習」の講義に、地域の方に来ていただき、地域医療について考えました。

健康状態やその管理、生活環境や生活習慣、日々の生活で心配なこと、など様々なお話を伺いながら、地域医療の充実のために、何をすることが出来るのか、どのような新たな提案ができるのかを考え、質問を繰り返していきました。専門的な知識をこれから蓄積していく学生さんにとって、リハビリテーションや地域医療に関する具体的で実際的なお話を伺うリアルな交流経験は、座学以上に生活者の健康支援について主体的に考える時間となったようです。

この講義課題では、地域医療について考え支援の提案をしていくだけでなく、将来支援する者に必要な自身の強みを活かすトレーニングも含まれています。
日頃なじみのない人とチームメイトとなった際にでも、自身の強みを活かし他の強みを引き出し、一つの課題解決に向けて力を集結していく経験の機会です。

身近な健康・生活支援の提案をしたり、社会システムに対する提案もありました。
生きた経験を活かす経験にして、学習を深めていってもらいたいと思います。