キビコクNEWS

1年間の教育課程で日本語を学ぶ「留学生別科」で、2024年春に入学した留学生らが慣れ親しんだ学び舎を巣立って行くのを前に、「別科さよならパーティー」（送別会）が行われました。

3月6日（木）、岡山駅前キャンパス（岡山市北区）の多目的ホールを会場に行われた「別科さよならパーティー」には、2024年春入学生そして2024年秋入学生や教職員、関係者など、およそ100人が集まりました。

会場には、留学生らがそれぞれの母国を代表する料理を準備し、それらが所狭しと並べられました。ベトナムの揚げ春巻き、ネパール餃子のモモ、インドネシアのバタゴルといった様々な料理が参加者に振る舞われると、会場内はその料理のおいしさに歓声が湧きおこりました。

各国料理に舌鼓を打った後、各国留学生らによるパフォーマンスが繰り広げられました。ギター演奏による歌や民族衣装を身にまとい華麗なダンスの披露、また昭和40年代に大ヒットした歌謡曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」を日本語で歌い上げるなど、場内は大いに盛り上がりました。そして、ここで学んだ1年間で様々なことで活躍した留学生に、教員から賞を授与する表彰式も行われ、留学生には表彰状と記念品が贈られました。パーティーの最後は、留学生代表らが、お世話になった先生や共に学んだ友人らに向けて、心のこもった感謝の言葉を述べると、会場内は感動に包まれ、こうして閉会となりました。しかし、閉会となった後も、留学生らは会場内のダンスミュージックに合わせて、大歓声を上げながらダンスを続け、友人との別れを惜しんでいました。

こうして、1年間の教育課程で日本語を学んだ留学生たちは、3月21日（木）に最後の行事となる「修了式」を迎え、それぞれの進路へと旅立っていきます。