アニメーション文化学部 アニメーション文化学科
進路・資格
目指す進路 | 一般企業(企画・広報・宣伝・印刷など)、マスメディア(新聞・出版・放送・広告など)、地方自治体の行政・関係機関、プロデューサー、ディレクター、コンテンツクリエーター、イベントプランナー、アニメーター、アニメーション作家、イラストレーター、CGデザイナー、グラフィックデザイナー など |
---|---|
卒業後の進路 | 米子ガイナックス株式会社、アニメスタジオえかきや、株式会社OHKエンタープライズ、株式会社山陽エイブイシー、Tomato Art School(中国で美術教員)、防衛省、株式会社小畠、カセイ物産株式会社、株式会社ププレひまわり 他 進学:京都情報大学大学院 |
取得できる資格 |
|
---|
卒業生の声
「アニメーター」になるという目標に向け
動画担当で経験を積んでいます。
アニメスタジオ「えかきや」 勤務福田 大二さん (在籍時:文化財学部アニメーション文化学科 2017年 卒業 出雲西高等学校 出身)
総社市にあるアニメスタジオに勤務。現在は、原画と原画の間を指定された枚数の絵を描いて動きを補完する作業を担当しています。同じような絵を1枚1枚描いていく作業の積み重ねなのでかなり根気が求められますが、在学中に動きの基礎をしっかり学んだことが、今の仕事にも活かされています。完成した動画がきちんと動いているのを見ると、一瞬で苦労が報われます。
岡山県・香川県で放送されるテレビ番組の制作会社で、カメラマンの勉強をしながら音声担当として、日々ロケに行っています。毎週放送される番組の制作や、30分の特番の編集、イラスト作成に関わっています。番組制作に関わる中で、大学で学んだアニメーションの編集が今の仕事に役立っていると感じます。またカメラマンとして撮影する際は、『イラスト制作』の授業で学んだことが、映像の構図を考える上で役立っています。将来は、テレビを通して、楽しく岡山県や香川県の魅力を再発見してもらえるような番組を作りたいです。
最新機材と本格的なアニメ製作、多国籍交流で楽しさ倍増の4年間
米子ガイナックス株式会社 勤務田中 尚幸さん (アニメーション文化学部 アニメーション文化学科 2021年卒業 鳥取県立鳥取東高等学校 出身)
僕は絵の勉強がしたかったことと、将来はイラスト関係の仕事に就きたくてアニメーション文化学科を選びました。大学では最新鋭の機材やアプリケーションが揃っていて、本格的な勉強ができます、また、機材だけでなく先生方も親身になって教えてくれました。
卒業制作ではアニメの短編作品を作るために鹿児島県へ取材旅行を含めて1年以上の時間をかけて作りました。他にも警察からの依頼で特殊詐欺防止のためのCM制作を行い、感謝状をいただいたこともあります。
学科にはたくさんの留学生がいて、交流した思い出も心に残っています。今はアニメやゲームの作画を行ったり、イベントの受付を行ったりと、大学時代での作画技術の習得が今の僕を支えています。高校生から見ると、大学4年間は長い遊びの期間かもしれません。しかし、遊んで過ごす4年間か、目標に向かって毎日頑張る4年間にするかによって充実度が全然違います。皆さんが充実した学校生活を送れることを願っています。
卒業生の活躍
2024年10月下旬、パリのユネスコ本部で、彼女自身がこれまで関わってきた壁画「朝元図」の修復および復元活動について展示および報告を行いました。
今回のユネスコ本部での展示会は、山西省運城市芮城県人民政府と永楽宮壁画修復研究院が主催し、彼女がCEOを務める会社「文明砕片」が共催という形で開かれたのでした。
今回のユネスコでの展示については、こちらの記事をご覧ください。
「朝元図」というのは、中国に現存する最古かつ最大の道教寺院「永楽宮」(山西省運城市)の境内に残る、元代に描かれた壁画のことです。
壁画の修復および復元の試みは2021年から始められたそうですが、成琨さんの会社「文明砕片」も当初からそれに参画していたのでした。
永楽宮の壁画修復については、こちらの記事をご参照ください。
卒業生のスケールの大きな活躍は、学科教員や在学生らにも自信と勇気を与えてくれます。
成琨さんの今後のさらなる活躍に期待しております。
卒業生の活躍~社会で多様に活躍するOBOGからのメッセージ~
1990年に開学し、1994年3月に初めての卒業生を輩出してから、約30年。これまで大勢の学生が本学を巣立っていきました。その中の一部ですが、社会で多様に活躍している卒業生からのメッセージをご紹介いたします。