吉備国際大学
INFORMATION DISCLOSURE

教育情報の公表

3つのポリシー農学部

地域創成農学科

ディプロマポリシー(学位授与方針)

地域創成農学科では、栽培育種、植物保護、農業経済・経営、食品加工、醸造及び地域創成に関する 6 つの分野における教育課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を習得し、以下の 8 つの⼒を⾝につけた⼈に対して学位を授与します。

自ら学ぶ力
DP1 知識・技能
 農産業を基盤とした地域創成に求められる農業生産、食品化学・加工、農業経済・経営分野及び地域における社会学分野・環境化学分野の基礎的な知識および技術を身につけている。

DP2 情報の活用
 農業に関する膨大な情報の中から重要な情報を抽出し、正しく解析する分析力を身につけ、解析結果を有効に活用できる。

DP3 主体的な学びと論理的な思考
 自らが問題意識を持ち、自主的に学び、科学的な知識と論理的な思考により、自分自身を成長させようと意欲を持ち続けることができる。
生きぬく力
DP4 コミュニケーション・表現力
 聞く力、話す力を共に身につけ、自分の意見をしっかりと伝えることができる。これによってさまざまな人とのコミュニケーションを図ることができる。

DP5 グローバルな視野と地域貢献活動
 国際社会における視点から地域を捉え、個性あふれる、生き生きとした地域を創造するための意欲と活動能力を身につけている。

DP6 課題解決力
 社会における諸課題を掘り起こし、これを解決する方法を見出して提案するとともに、自らが社会を生きぬく力を身につけている。
可能性を信じる力

DP7 自己効力感
 失敗や成功の原因を明らかにできる力をもち、何らかの課題に直面したときにも、自己の知識、技術、洞察力、実行力を信じて課題解決に立ち向かう力を身につけている。

学科で特に育成する力(上記以外で学科の特色として育成するもの)

DP8 持続可能な農業の実践力
 4年間の学修を通じて、SDGs の掲げる達成目標を理解し、生態系を維持し、気候変動に対する適応能力を向上させ、持続可能な食料生産・流通システムを実践する力を身につける。

カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施方針)

ディプロマポリシーに掲げた目標を達成するために、次のような教育内容と方法を取り入れた授業を実施し、評価を行います。

教育内容

1.教養科目
本学で統一した「全学共通科目」を実施し、多様な課題に対応できる総合的な知力と理解力、さらに日本人としての心情と国際人としてのセンスと見識を備えた豊かな人間性を育みます。

2.初年次教育
農学関連諸分野共通の基礎を理解する「専門基礎科目」を学びながら、並行してフィールド実習で実際の栽培方法や技術を習得します。また、基礎演習を通じて大学で学修する上で必要となる文献検索、レポート作成などの素養を身につけます。

3.専門教育
農業⽣産科学、発酵・醸造科学、農業経済・経営科学及び地域社会科学に焦点をあてた「高度専門科目」、および専門知識と技術の習得を目指す「専門応用科目」から編成されています。「専門応用科目」には、インターンシップ、醸造実習などの実習科目が含まれています。

教育方法

1.講義・演習・実験・実習
各分野に配置された科目を学年ごとに段階的に学ぶことによって、本学科の卒業生に求められる知識と技術、さらにそれを応用する力が身につくカリキュラム編成となっています。

2.主体的な学び 
地域社会の創成に求められる創造力、構想力および企画力を育むため、学生の自発的な学習を促す実学重視の教育を実施しています。具体的には、フィールド実習、インターンシップなどによる就業体験や能動的取り組みの必要な学習の機会を設けるとともに、全教員が課題研究や演習などを通じて学生の独創的な発想による取り組みを支援しています。

3.コミュニケーション力・表現力
地域創成農学演習(ゼミ)において、農業関連分野の専門領域における文献調査や実験計画、実験結果の解析などの発表、デスカッションを通して、わかりやすく論理的な表現を学びます。

学修成果の評価法
成績は試験の点数に加え、授業態度や授業での発表およびレポートなどにより総合的に評価します。また、ルーブリック評価、学修ポートフォリオを活用し、個々の学生の学修成果を可視化し評価します。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)

求める人材像 

 

 地域創成農学科では、「作物生産」、「食品加工」、「流通・販売」の全般にわたる基本的な知識と技術を幅広く身につけ、地域社会や国際社会における農業の状況や位置づけを的確に捉える視野を養い、卒業後の各自の立場から農業を基軸とするさまざまな地域産業の振興への貢献などを通して地域の活性化および世界の食料の増産と安定供給に寄与したいという情熱をもつ人材の育成を目指しています。この目標を実現するために、次のような人材を受け入れます。

1.人にとっての食の重要性を理解し、その原料となる作物の増産や安定供給に貢献したいと考えている人。
2.安全な作物を生産する技術開発に興味をもつ人。
3.植物工場を利用した作物栽培に興味をもつ人。
4.日本の食文化に興味をもち、食品科学全般に関する知識と技術の修得に努め、それによって地域社会および国際社会に貢献しようとする意欲のある人。
5.地域社会を愛し、農と食の持続的な発展による地域の活性化に興味をもつ人。
6.発展途上国の農業指導に携わりたいと考えている人。

入学者選抜の基本方針
 本学が独自で実施する一般学力試験および小論文試験、ならびに大学入学共通テスト、本学教員による面接試験等のなかのどれかの結果に基づいて、入学資格の有無を総合的かつ多面的に判断します。推薦入試については高校の調査書を参考にする場合があります。

海洋水産生物学科

ディプロマポリシー(学位授与方針)

海洋水産生物学科では、水産増殖、環境保全、地域振興及び食品ビジネスに関する4つの分野における教育課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を習得し、以下の8つの力を身につけた人に対して学位を授与します。

自ら学ぶ力
DP1 知識・技能
 水産業を基盤とした地域創成に求められる水産増殖・環境保全分野及び地域振興・食品ビジネス分野の基礎的な知識および技術を身につけている。

DP2 情報の活用
 水産業に関する膨大な情報の中から重要な情報を抽出し、正しく解析する分析力を身につけ、解析結果を有効に活用できる。

DP3 主体的な学びと論理的な思考
 自らが問題意識を持ち、自主的に学び、科学的な知識と論理的な思考により、自分自身を成長させようと意欲を持ち続けることができる。
生きぬく力
DP4 コミュニケーション・表現力
 聞く力、話す力を共に身につけ、自分の意見をしっかりと伝えることができる。これによってさまざまな人とのコミュニケーションを図ることができる。

DP5 グローバルな視野と地域貢献活動
 国際社会における視点から地域を捉え、個性あふれる、生き生きとした地域を創造するための意欲と活動能力を身につけている。

DP6 課題解決力
 社会における諸課題を掘り起こし、これを解決する方法を見出して提案するとともに、自らが社会を生きぬく力を身につけている。
可能性を信じる力

DP7 自己効力感
 失敗や成功の原因を明らかにできる力をもち、何らかの課題に直面したときにも、自己の知識、技術、洞察力、実行力を信じて課題解決に立ち向かう力を身につけている。 

学科で特に育成する力(上記以外で学科の特色として育成するもの)

DP8 SDGsの達成を目指して
 環境保護、貧困からの脱却などSDGsの掲げる達成目標を理解し、水産増殖・環境保全分野及び地域振興・食品ビジネス分野でどのような貢献ができるのか考え、行動する。

カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施方針)

ディプロマポリシーに掲げた目標を達成するために、次のような教育内容と方法を取り入れた授業を実施し、評価を行います。

教育内容

1.教養科目
 本学で統一した「全学共通科目」を実施し、多様な課題に対応できる総合的な知力と理解力、さらに日本人としての心情と国際人としてのセンスと見識を備えた豊かな人間性を育みます。

2.初年次教育
 南あわじ市の農水産業の実態を理解するための科目として、「南あわじ農業学」を学びながら、「海洋水産生物学概論」により、海業(漁業・養殖業を含む。)全般を学びます。また、水生生物、養殖技術や加工技術の基礎を身につけます。

3.専門教育科目
 専門基礎科目、水圏生物系科目、学芸員科目、食品科学系科目、地域創成系科目、専門応用科目の6つの分野で構成され、農業と海業に関する基礎的な知識を身につけた上で、水圏環境を保全し、持続可能な形で利用する新たな漁業や水産生物を活用した新産業を創出する能力を育成します。また、学芸員資格や食品衛生管理者等の資格を取得することもできます。

教育方法

1.講義・演習・実験・実習
 各分野に配置された科目を学年ごとに段階的に学ぶことによって、本学科の卒業生に求められる知識と技術、さらにそれを応用する力が身につくカリキュラム編成となっています。

2.主体的な学び
 地域社会の創成に求められる創造力、構想力および企画力を育むため、学生の自発的な学修を促す実学重視の教育を実施しています。具体的には、「水圏フィールド実習」、「インターンシップ」、「水産食品学実習」などによる就業体験や能動的取り組みの必要な学修の機会を設けるとともに、全教員が課題研究や演習などを通じて学生の独創的な発想による取り組みを支援しています。

3.コミュニケーション力・表現力
 「海洋水産生物学演習」において、水産業関連分野の専門領域における文献調査や実験計画、実験結果の解析などの発表、ディスカッションを通して、分かりやすく論理的な表現を学びます。

学修成果の評価法
 成績は試験の点数に加え、授業態度や授業での発表およびレポートなどにより総合的に評価します。また、ルーブリック評価、学修ポートフォリオを活用し、個々の学生の学修成果を可視化し評価します。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)

求める人材像 

 海洋水産生物学科では、1次産業である農業と漁業(養殖を含む)を理解した上で、水圏環境を保全し、持続可能な形で利用することを念頭に置き、新しい漁業、水産生物を活用した新産業の創出や6次産業化を推進するために、海洋生物の特性を理解した上で、生物展示、海洋レジャー、水産食品製造の専門知識技術を習得し、それらを総合的に使って地域で産業振興に寄与しリーダーシップを発揮できる人材の育成を目指しています。この目標を実現するために、次のような人材を受け入れます。

1.水生生物を利活用して、地域の活性化に貢献したいと考えている人。
2.海や川の環境保全や水生生物の増養殖に興味がある人。
3.魚釣りやマリンレジャーが好きで、海や川の環境や水生生物を総合的に学修したい人。
4.漁業や水産業に興味があり、こうした産業分野で新しい展開にチャレンジできる人。
5.日本の食文化に興味を持ち、主に水産加工に関する知識技術の修得に努め、それによって地域社会および国際社会に貢献しようとする意欲のある人。
6.学芸員資格を取得し、水族館、動物園や博物館等で主に水生生物に関する調査研究・展示収集等の業務を通じて社会に貢献したいと考えている人。

入学者選抜の基本方針
 本学が独自で実施する一般学力試験および小論文試験、ならびに大学入学共通テスト、本学教員による面接試験等の中のいずれかの結果に基づいて、入学資格の有無を総合的かつ多面的に判断します。推薦入試については、高校の調査書を参考にする場合があります。

醸造学科

ディプロマポリシー(学位授与方針)

醸造学科は醸造学、応用微生物学、食品加工化学の食品科学分野に関連する3つの分野における教育課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を修得し、以下4つの力を身につけた人に対して学位を授与します。

自ら学ぶ力
DP1 知識・技能
 農畜産物の生産から食品関連産業(食品加工・発酵/醸造食品を含む)までの豊かな教養・理解力と専門知識・技能を身につけている。

DP2 情報の活用
 食品科学分野における多種多様、膨大な情報から正確な情報を取捨選択するリテラシー、および得られた情報を自らのテーマに有効活用できる力を身につけている。

DP3 主体的な学びと論理的な思考
 醸造・発酵に関する知識・技術を主体に自ら学び、それを新たな醸造関連食品の創作や食文化への応用などに展開できる論理的な思考力、創造力を身につけている。
生きぬく力
DP4 コミュニケーション・表現力
 食品の開発・創出において、他者の多様な意見を尊重する寛容性と、根拠を示しながら自らの主張を表現する能力を身につける。

DP5 グローバルな視野と地域貢献活動
 世界の多様な食文化や食糧事情の背景にある歴史、文化、宗教、地勢などの理解を深めることを通じて、日本や地域の特性を理解し、まず地域社会から何ができるのか、何を為すべきかを考え積極的に活動できる。

DP6 課題解決力
 失敗を怖がらずに試行錯誤するためのスキルを身につけ、失敗の経験と知識を活かして「知恵」を自分のものとし、課題を解決して社会を生きぬく力を身につけている。
可能性を信じる力

DP7 自己効力感
 常に知的好奇心を持ち、自ら学び、提案や実践する姿勢を身につけ、失敗の中にも次への可能性を見出す粘り強さを身につけている。 

学科で特に育成する力(上記以外で学科の特色として育成するもの)

DP8 SDGsの達成を目指して
 環境保護、貧困からの脱却などSDGsの掲げる達成目標を理解し、農業、発酵・食品加工の分野でどのような貢献ができるのか考え、行動する。

カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施方針)

ディプロマポリシーに掲げた目標を達成するために、次のような教育内容と方法を取り入れた授業を実施し、評価を行います。

教育内容

1.教養科目
 豊かな人間性と幅広い教養を育むための一般教養科目などの「全学共通科目」と、志知キャンパス独自の「地域連携講座」で構成しています。

2.初年次教育
 1~2年次では、学生の自発的な学習を促す少人数制の基礎演習を行い、大学における学びの基礎と専門教育科目を学修する上で基盤となる素養を身につけます。

3.専門教育科目
 食農関連諸分野に共通する基礎を理解するための「専門基礎科目」、醸造に用いる原料農産物の生産、管理、流通を理解することを目的とした「農業系科目」、醸造技術に関する基礎及び応用とそれを食品として活用するための食品関連科目を配置した「醸造系科目」、さらに、食文化への応用等に関する科目、知識を実学として学ぶインターンシップなど、専門性を深く探究するための醸造学演習や卒業研究などを配置した「専門応用科目」で構成しています。
 これら各分野に配置された科目を学年ごとに段階的に学ぶことによって、本学科の卒業生に求められる知識と技術を備えた基礎力と、それを社会で実践する応用力を身につけるための教育課程を編成し、実施します。

教育方法

1.講義・演習・実験・実習
 多彩な種類の食物と多様な種類の微生物の組み合わせは無限大にあり、これは、新たな醸造関連食品創出の大きな可能性を示しています。本学科では、「学生が創造力を養い、独創的な発想ができる力を身につける」という教育を目指しています。
3~4年次では、インターンシップ、食農コープ実習、日本の食文化実習などの実学的な学習の機会を設けるとともに、醸造学演習や卒業研究などを通じて全教員が学生の自主的、独創的な取り組みを支援します。

2.主体的な学び
 基礎演習など一部の授業では課題解決型授業を取り入れており、自らが積極的に課題に取り組み、グループワークによる連携活動を通して創造力豊かな知恵を身に付けることを学びます。

3.コミュニケーション力・表現力
 醸造学演習などでは、専門分野における文献調査の発表、ディスカッションを通して、論理的で説得力のあるプレゼン法を学修します。

学修成果の評価法
 各科目のシラバスに定める到達目標の達成度、試験等による成績評価、授業等での発表及び課題などにより総合的に評価します。
 また、年間の学修成果を総合的に評価し、カリキュラムの改善に取り組みます。