吉備国際大学
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INFORMATION DISCLOSURE

教育情報の公表

3つのポリシーアニメーション文化学部

アニメーション文化学科

ディプロマポリシー(学位授与方針)

アニメーション文化学科では、本学科の課程を修め、学則に定める卒業に必要な単位を修得し、建学の理念及び学則に定める教育の目的に基づき、次の「自ら学ぶ力」、「生きぬく力」、「可能性を信じる力」の“3つの力”を身につけた人に対して学位を授与します。

自ら学ぶ力
DP1 知識・技能
①アニメーション等の制作について理解し、機材の操作方法など必要な知識を修得することで創造的な表現ができる。十分な描画力や構成力を有し、材料や道具及びコンピューターソフトを使って完成度の高い作品を追求できる。
②作品を深く鑑賞したり分析したりすることを基に、プロデュースの内容を理解し、メディアに対して幅広い知識を有し多角的な視点を持って制作の企画・管理を行うことができる。
③アニメーションやマンガなどのメディア文化を実践的な知識によって分析し理解することで、学術的文化研究ができる。

DP2 情報の活用
 インターネットなどを利用して、新しい知識や技術などを積極的に吸収しようとする態度を身に付け、メディアリテラシーの能力を高め計画性を持って根気強く丁寧な研究や制作ができる。

DP3 主体的な学びと論理的な思考
 自ら学ぶ意欲を持ち、アニメーション作品などの意味や価値に対して学術的に研究を行う姿勢を持ち論理的に思考することができる。
生きぬく力
DP4 コミュニケーション・表現力
 自身の表現力を高め多様性を受け入れることで、対面でもインターネット上でも円滑で親密なコミュニケーションをとることができる。

DP5 グローバルな視野と地域貢献活動
 様々な国の言葉や文化に興味を持ち、地域の産業や暮らしに関心を持ちながら、身につけた知識・技能によって地域貢献活動を行うことができる。

DP6 課題解決力
 アニメーションなどをテーマにした研究を追求し、他者の言葉に謙虚に耳を傾けることで、地道な問題解決力を身につける。
可能性を信じる力

DP7 自己効力感
 アニメーションなどの制作やメディア研究の達成を通して、自分の可能性を信じることができるようになる。

学科で特に育成する力(上記以外で学科の特色として育成するもの)

DP8 思いやりと自己管理
 気持ちの良い挨拶、整理整頓や掃除、期限の厳守など基本的な態度を身に付けることで自己管理能力を高め、他者に対して思いやりを持つことができる。

カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施方針)

ディプロマポリシーに掲げた目標を達成するために、次のような教育内容と方法を取り入れた授業を実施し、評価を行います。

教育内容

 アニメーションなどのメディア作品に対する幅広い知識と実践的な制作技術を身につけ、制作研究、プロデュース研究、文化研究などの能力を身につけることを目指しています。
①「制作分野」では、1年から描画やアニメーション制作などの基礎的な知識や技術を学びます。2年からは3DCGや音響などを含む実践的学習を行い、3年で自主制作、4年で卒業制作を行います。
②「プロデュース分野」では、企画からコンテンツ制作、商品開発に至るまでプロデュース業務に必要とされる内容を実践を交えながら全学年を通じて学びます。
③「文化研究分野」では、観る経験を大切にしながら、マンガやアニメをはじめとするメディアに関する理論や文化史、著作権について全学年を通じて広い分野を学びます。
④様々なメディア関係の就職現場で必要な知識や技術に特化した教育を実施します。

教育方法

①学習段階に応じて多くの作品を鑑賞し、演習科目の中で具体的に必要な知識や技術を獲得しながら、興味のある内容について制作したり研究したりできる力を身につけます。
②アニメーション等の制作者やプロデューサーから一人ひとりに応じた実践的指導を受けながら、同時に歴史や文化、情報倫理に関する専門家の指導によって深い学びを実現します。
③1年の基礎演習を基に、2年の応用演習、3年の実践演習、4年での卒業研究を通じて、一貫して個人の主体性を大切にしながら専門性を身につけます。

学修成果の評価法
 成績は各科目のシラバスに定める到達目標と成績評価方法により、最終試験と学習過程によって評価されます。制作等を含む科目では提出作品に対する評価が重視されます。
 学習ポートフォリオを活用し、個々の学修成果を可視化し評価します。「卒業研究」では、作品制作、実践研究、文化研究から、自分が選択したい分野で評価を受けることができます。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)

求める人材像 

 本学科では、アニメーションやイラストなどの制作やプロデュース、メディア文化研究に強い関心を持ち、将来幅広い知識・技能によって社会で能力を発揮できる人材を求めます。
 卒業後にアニメーションをはじめとするメディア関係の仕事を志望する人を中心に、広く制作や企画、文化研究に興味のある人を受け入れます。
①アニメーションなどのメディア文化に強い関心を持ち、根気よく制作や研究を行うことができる人。
②自由な発想力を有し、積極的にプロデュースや企画、作品鑑賞を楽しむことができる人。
③自己の可能性を信じ、他者を尊重し、社会に羽ばたきたいと意欲を持っている人。

入学者選抜の基本方針
 アニメーションやマンガ、イラストなどのメディア文化に深い関心を持ち、鑑賞したり絵を描いたりしてきた経験をもとに、多様性を受け入れながら自ら学ぶ意欲を持って研究を進めることのできる学生を受け入れます。
 入学者の受け入れに際しては、大学での学びに必要となる学力の3要素であるA「知識・技能」、B「思考力・判断力・表現力」、C「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を、筆記試験、面接、小論文、調査書、提出書類等により総合的かつ多面的に評価し、入学者の選抜を行います。